オフィスナオコマル:エッセイコーナー「ココロのオアシス」

ココロのオアシス

夢を描く。夢を書く。夢を味わう。 ココロのオアシス入り口ページへ戻る 


「夢を描く」 というテーマが 
形を変えて 何度も何度もせまってくる 
おもしろい時間が重なった ある週末のお話です。


素敵な珈笛(カフェ)画廊のオープニングにおじゃましまして、
とってもとっても面白い トークライブを聴くことになりました。
それは 画家の成瀬政博さん という方のお話。


この絵




『週刊新潮』 の表紙絵、といえば 
「あ、そうだそうだ」 という方もおられるでしょう。


オープニングイベントのトークでは 
成瀬さんご自身の人生がいかに直感型であるか
ということが余すところなく伝わってくるものでした。

その中で
週刊新潮の表紙絵のオファーを受けるに至るエピソードは
「夢を描く」って素敵なことだ・・・
と 改めて私に思わせてくれたストーリーでした。


成瀬さんが有名になる前のこと。
「ぼくの絵はもしかしたら 週刊新潮に合うのではないかな」
と、
ふと 思ったそうです。
なんの脈絡もなく 「ふと」。

それから
「ぼくの夢は週刊新潮の表紙をかくこと」 
と周りにしゃべり始めたと同時に
本屋さんにいく度に 毎度毎度 週刊新潮の表紙をぼんやり眺めては
「ああ、そのうちぼくの絵はここに載るんや」
と。

いつもいつも、
ぼーーっ と、
表紙が自分の絵になった週刊新潮の表紙 を想って1年。

けれど 
自身の絵の作風が変化しはじめ
「これだと週刊新潮には向かないな」 と
本屋さんで ぼーっ とすることもなくなった。。。

その5年後のある日、
週刊新潮から電話が入り、
そこから、画家人生が一発逆転。


まるで雲をつかむような話ですが

その 「ぼーっとの1年」
成瀬さんは 
想い描き 想い描き 想い描き・・・ 続けた。
まるで、それが目の前に起こっているかのように味わった。

1年といえば長きに渡ってのイメージング。
しかも、「ぼーっと」 なので 【力が入っていない】。

それが秘訣かどうかはともかく
想い描くことで 成瀬さんは 「雲をつかんだ」 わけです。


∞ ∞ ∞


オープニングで
成瀬さんのトークライブがあったカフェというのは

成瀬さんご自身のミュージアム以外で 日本で唯一 
「成瀬さん絵をメインで扱う」 画廊。
そして、カフェ。

「珈笛画廊ほのほ」 という名ですが

私の友人がこのたび立ち上げた 素敵なスポットです。


その友人Sさんともう2-3年も会っていなかった昨秋
一本の間違い電話をきっかけに Sさんと再会する流れとなりました。
Sさんが 「ナオコさんに会いたいなぁ」 と思い始めた頃
私はなんと 間違い電話を彼女にかけてしまったのです。

「ナオコさんっ! 会いたいと思っていたのよーー!!」 とSさん。
即座にお会いすると 彼女は人生が急展開していて
カフェ画廊オープンに向けての準備をしているという。(!)

それにしても、単独作家を扱う画廊 とは・・・

「そんなの大変だよ」 と 
みんな口をそろえて 彼女を想って言ってくれたそうです。

Sさん
なんとも雲をつかむような すごい夢に出逢っちゃんだ・・・

そんなエネルギーのときだったので
Sさんとは何度も会い
彼女の想いを何度となく聴くことになりました。


そんなある夜 
とあるブックカフェで素敵なトークライブがありました。

10年前に行くと決めた 「夢を叶える旅」
その旅のことを書いた作家さんによる
本の出版記念トークライブでした。

そんな場に私はSさんを誘い、
そこに、
たまたま高松に滞在していた
素敵な夢を持つ 別の友人Yさんも来ることになっており、
SさんとYさんがお初に顔を合わせました。

その夜
夢の話で私たちはえらく盛り上がり
私は 「このふたりの夢を応援しよう」 と
おふたりの輝く横顔をみながら 想っていました。


あれから4ヶ月―

またまた というか
たまたま というか
その週末は
なんともタイミングよく高松に滞在しているYさんと
Sさんのカフェ画廊オープニングに参席できたのでした。


あの夢を語り合った夜
カフェ画廊についてSさんから私たちが聴いたこと
私は何度となく聴いてきた
そこでSさんがつくりたい 「場」 や 「やりたいこと」。

画廊のオープニングイベントは
Sさんが心の深いところで描いていたことが
まさにYさんと私の目の前で起こった場となりました。

Sさんから その想いを たくさんのコトバで聴いてきた私は
それがミゴトに繰り広げられる様を目の前に
不思議な感覚の中にいました。


Yさんも 4ヶ月前のあの夜の夢を語る時間 といまがリンクしたようで
想いが時空を超えて結晶と化したような
なんとも言えない感覚
を 
ふたりして味わっていました・・・


しかも ちょうどそのとき、
そんなYさんが4ヶ月前に語った夢もまた
動き出そうとしていたのでした・・・。


∞ ∞ ∞


大人になると
夢を語り合う ってことをしなくなる。

「それってどうよ」
と 自分で自分に言いました。

私はコーチングをしているので
人の夢について聴くことは多いし
自分もセルフワークをしてドリーム・リストを
何度かつくってきました。

でも。。。

そのリストにはエネルギーが宿っているか?
単に 「ワークをしただけ」 になってやしないか?

「夢は?」 「やりたいことは?」 と聴かれたときよく応える内容、
それは単なるお決まりの文言 になってやしないか?
言葉で言っている先の 具体的なイメージってあるのか?


私は改めてドリーム・リストをつくりました。

本当はどうなりたいのか?
本当はどう生きたいのか?
本当は何がしたいのか?

夢は自分の深いところに すでにあるもの。
それを思い出していくこと、掘り起こしていくことが大切。
と 改めて 感じることになりました。

「私なんて」 とか 「それは無理」 とか
勝手に自分で設けている制限を取っ払うと
私は本当はどうなりたい人なのか?

蓋をしていることにも気づかず
自ら閉じ込めてきたものを開いたら
私は本当はどう生きたい人なのか?

夢を描く。 夢を書く。
そうして
夢を思い出す。 夢を味わう。

シンプルだけれど
シンプルなだけに
パワフルじゃないか。

そう感じる週末となりました。




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